変異原性生成能 <変異原性>

調査項目(正式名称)
変異原性生成能(XAD2濃縮)
変異原性生成能(CSP800濃縮)
単位
ngAF-2/L
分析方法
XAD2濃縮は、試料水を塩素処理後、試料水をXAD-2濃縮、Ames試験(TA100、-S9)による測定。
CSP800濃縮は、試料水を塩素処理後、Sep-Pak Plus CSP800カートリッジを用いて濃縮。Ames試験(TA100、-S9)による測定。
解説及び注記
測定対象とする河川水に、浄水場と同じ条件となるように塩素処理を行った後、変異原性試験を行うことにより、「その水が水道原水となった場合に、どれだけの変異原性を生成する潜在能力を持つか」を調べている。水道水源などの水質の安全性評価をする際の指標として用いられる。単位は、AF-2という変異原性物質に置き換えると何ng(10億分の1グラム)になるかという換算値として表している。2006年以降、分析方法をXAD-2樹脂からSep-Pak Plus CSP800カートリッジを用いる方法へ変更。